飛田 護邦

代表取締役社長/CEO

 

歯学部を卒業後、海上自衛隊に入隊し、各基地の自衛隊病院等で歯科臨床業務に携わりながら、再生医療の研究活動を続ける。スマトラ沖大規模地震及びインド洋津波における国際緊急援助活動やソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動、パシフィック・パートナーシップ(国際平和協力事業)等にも従事。

サンディエゴ米海軍病院への留学、サンディエゴ再生医療バイオベンチャー企業への留学を経験し、脂肪組織幹細胞を用いた再生医療の研究開発を推進。

自ら開発した再生医療技術の社会実装を目指し、海上自衛隊を辞し、順天堂大学に移籍し、再生医療に関わる新たな法律が施行されるタイミングで厚生労働省へ出向。医政局研究開発振興課再生医療等研究推進室再生医療等対策専門官として、再生医療等安全性確保法の施行に携わり、その後、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)再生医療製品等審査部審査専門員(臨床医学担当)として、再生医療等製品の承認審査等業務を経験。

順天堂大学において、大学全体の研究開発戦略をマネジメントする革新的医療技術開発研究センター、及び臨床試験支援機能を集約した臨床研究・治験センターの立ち上げをリード。新たな医療技術の社会実装を支援するオープンイノベーションプログラム 「GAUDI」をスタートさせる。

  • 順天堂大学革新的医療技術開発研究センター先任准教授(現任)
  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床研究・治験センター副センター長(現任)
  • 順天堂大学医学部歯科口腔外科研究室(併任)
  • 順天堂大学医学部形成外科学講座(併任)
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柴田 寛之

代表取締役副社長/COO

 

NECエレクトロ二クス(現ルネサスエレクトロニクス)株式会社経理部にて事業部予算策定、決算、内部統制構築業務に従事後、NEC本社にて製造業のクライアントに対するITソリューション事業体の組織・人材戦略の策定支援を経験

コンサルティングファームでの新規コンサルティングサービスの開発への参加、起業(車椅子のIoT化を目指したベンチャー)を経て、近年は、ライフサイエンス領域における新規事業立ち上げを伴走支援。自治体主導の再生医療インキュベーション施設の事業計画策定、再生医療に特化した新規医療機関の事業計画策定・資金調達支援、順天堂大学医学部附属順天堂医院における研究開発支援体制構築(厚生労働省より臨床研究中核病院の承認を得る)及びオープンイノベーションプログラムGAUDIの立ち上げ、バイオベンチャーの立ち上げ支援等を実施。

直近では、監査法人トーマツの新規事業推進ユニットに所属し、中央官庁を対象にライフサイエンス産業振興に掛かる政策調査や国立大学の産学連携組織の立ち上げ支援等のプロジェクトに従事。

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齋田 良知

サイエンティフィック・パートナー/
順天堂大学 大学院医学系研究科共同研究講座 運動器再生医学講座 特任教授

 

順天堂大学医学部医学科卒業、順天堂大学整形外科・スポーツ診療科入局、医学博士号取得。イタリアIstituto Ortopedico Galeazzi及びACミランへ留学。

関節痛やスポーツ外傷の新規治療「多血小板血漿(PRP)」注射を駆使した治療で、地域住民の健康増進とスポーツサイエンスの両輪を追及。中高年者から東京五輪金メダリストなどトップアスリートまで幅広い患者さんに再生医療を届けている。

かつては医師とプロサッカー選手との二刀流を目指した元アスリートであり、スポーツドクターとしてイタリアのプロサッカーチーム、ACミランに帯同しヨーロッパ式の科学的トレーニングや予防医学を習得。

順天堂大学医学部附属順天堂医院にてPRP療法とASCs(脂肪由来幹細胞)治療を実施中。特にPRP療法においては年間5000件を超える国内最多の症例数を有す。

Gaudi Clinicalと順天堂大学の間で設置した共同研究講座「運動器再生医学講座」では、豊富な実臨床のデータを基に、PRP や ASCs の作用機序や効果・限界を明らかにしつつ変形性関節症や筋・腱・靭帯損傷など運動器疾患に対する新規再生医療技術の研究開発を進め、社会実装(先進医療含む)を目指す。

顧問池松 靖人(大阪大学大学院工学研究科 特任准教授)
顧問紀ノ岡 正博(大阪大学大学院工学研究科生物工学専攻 教授)
顧問齋藤 充弘(大阪大学工学系研究科 特任准教授)
顧問田中 雅教(クオリプス株式会社 製造・品質管理部 部長)
顧問本田 雅規(愛知学院大学歯学部口腔解剖学講座 教授)
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