Gaudi Clinicalが取組む事業モデル

大学・研究機関や再生医療周辺企業と共創し、科学的妥当性を評価した再生医療を医療機関へお届けする細胞製造の受託、医療機関が実施する再生医療関連業務を支援する医療機関支援サービスを事業の柱としています。安確法※下の治療として患者数が多い疾患を対象とし、QOLの向上を目指した再生医療の普及を支援していきます。

※安確法:再生医療等の安全性の確保等に関する法律:医師または歯科医師が、再生医療を臨床研究または自由診療で実施する際に遵守すべきことを定めた法律

地域分散型(スケールアウト型)
細胞加工受託事業

エリアの中心となるCPC>キオスク型細胞調製室>地域医療機関(CL)がネットワーク化した地域分散型再生医療流通網をエリアごとに構築し、医療機関様の再生医療業務の包括サポート、大量製造、近距離輸送での大幅なコスト削減(治療費単価低減)を達成します。

 
 

地域分散型流通網構築で実現する
事業モデルの展示用ジオラマ

再生医療アウトソーシング窓口事業
[キオスク型細胞調整室の運営]

医療機関が再生医療を実施する上での業務負荷が最小限になるよう、病院やクリニックの近傍にキオスク型細胞調製室を設置し、再生医療を実施する上での必要業務(原料細胞の回収、原料細胞のCPCへの搬送、品質試験、投与前細胞の用事調整、治療データ収集、行政手続き)を包括的にご支援します。

キオスク型細胞調整室
(日本橋CPCにて設置運用)

据置型室圧可変式小型クリーンブース
(1/10スケールミニチュア模型)

再生医療データ
解析支援事業

キオスク型細胞調製室に勤務する弊社のクリニカル・コーディネーターが、安確法で求められるデータ(①治療データ、②患者主観評価、③細胞製造データ)の集約をサポートします。集約したデータは解析に資するように整理し、再生医療の継続的な提供に必要なデータ解析※をご支援します。

※データの解析は、別途、倫理指針下の観察研究の枠組みを設け、医療機関様との共同研究として行います。

Gaudi Clinicalが実現していこうとしている将来像(Vision)

再生医療等安全性確保法下の治療プラットフォームの首都圏展開は、①提携クリニック等でのPoC・治療提供開始、②都内クリニック密集地でのCPC・キオスク展開、③首都圏及び全国展開、の3ステップを考えています。

事業展開

再生医療の未来

世界に誇れる再生医療提供のシステムを

再生医療等安全性確保法下で再生医療を提供する医療機関において、安全性及び妥当性を評価するための医療情報の収集を支援します。これにより、適切な有害事象報告の収集やレスポンダー/ノンレスポンダーを評価するための医療情報を収集でき、妥当性を示す対象範囲のみを治療として継続することができます。

採用チームからのメッセージ

これまでに有効な治療法のなかった疾患が治療できるようになることで、医療機関だけでなく大手企業からも注目が集まっているのが再生医療事業。特に組織の修復や機能の改善を図ることで健康寿命の延伸につながるQOL向上を目指す再生医療は、対象となる患者数が多いため長期的な需要の拡大が見込まれる医療技術です。これまで誰も踏み込んだことのない当社の事業は、社会の課題解決に貢献できる可能性に満ちています。

持続的な成長を目指して

全国の医療機関で身近に再生医療治療を受けられる社会へ

大学発のスタートアップとして2021年に設立された当社は、再生医療研究の第一人者である飛田が以前から構想してきた“安確法下における再生医療の適切な普及を目指した医療提供プラットフォーム構築”を中心とした事業を展開しています。
患者さんがいつものクリニッやかかりつけの先生のもとで再生医療を受けられるといった、ごく身近な医療であると感じてもらえることを目標にしています。
当社では、歯周病や膝の関節痛、スポーツなどで痛めた患部、やけどやタトゥー痕などの皮膚などに対して、修復したり機能を改善させるため、アカデミアで検証された独自性の高い再生医療を提供しており、病院やクリニックへの技術提供だけでなく、技術向上のため大手企業との連携も進めています。
このような最先端の再生医療技術に携われる当社で、ともに成長し一緒にご活躍いただける方、当社のビジョンに共感していただける方のご応募を心よりお待ちしております。

採用担当より

自身の経験・スキルをベースに
専門性を高めながら飛躍
年齢や入社時期、最終学歴に関わらず、業務への取り組みを正当に評価しています。経験やスキルを活かした工夫やアイディアを積極的に意見出ししていただきながら、業務の効率化やさらなる事業展開に結び付けてくださることを期待しています。各々がもつ想いややりがいなど多様な価値観を受け止め、自身の強みを発揮する環境があります。周りと協働しながら一人ひとりに合った活躍が実現できます。
お互いに信頼関係を築き、
次のステージに向けて
柔軟に対応
最先端の再生医療技術の進化に伴い、日々の業務も常に変化していきます。法の運用が変わるたびに業務内容もアップデートしていかなければなりません。そのため、常に先を見ながらあらゆる変化に対応できる柔軟性が必要です。そういった点から、円滑なコミュニケーションを活発に図り、社内での連携・社外のつながりを大切にすることで、イレギュラーな事態が発生したとしても臨機応変に対応することができます。目の前の業務に集中して取り組むことも重要ですが、周囲に気を配り全体を俯瞰して把握することも業務の本質を理解することにつながります。
様々なバックグラウンドを尊重、
それぞれのキャリアパスへ
当社には前職は多種多様な業種で経験を積まれた社員が多く在籍しております。このような中で、自分はどのような点で貢献できるか、手が足りていないところはどこかなど、考えながら行動する。それによってチームの関係性が構築されていきます。また、新たな発想や創造力が加わることによって目標達成の近道にもなっていきます。各々が課題に対して時には苦しみ、時には楽しんで取り組むことで個々人の成長を加速させ、将来のキャリアパス形成に役立ててほしいと思っています。