アカデミア発 低侵襲自己脂肪由来幹細胞治療の安全性確認を目的とした臨床研究に参加します

この度、株式会社 Gaudi Clinical(東京都文京区、代表:飛田護邦、以下Gaudi Clinical)は、再生医療提供機関(共同研究機関)として東京国際クリニック、Jメディカルおゆみの(千葉県千葉市)が実施する、変形性膝関節症患者に対する極少量の皮下脂肪組織を⽤いた低侵襲⾃⼰脂肪組織由来間葉系幹細胞関節内注射の治療に関する臨床研究に参加いたします。

 変形性膝関節症を対象とした⾃⼰脂肪組織由来間葉系幹細胞治療は、これまで世界各国で臨床研究が行われてきており、日本国内ではすでに多くの医療機関において治療として提供されています。本臨床研究では、アカデミアが開発した先進的な培養技術を用い、より低侵襲な方法で極少量の脂肪組織を患者本人から採取し、短期間で培養した脂肪組織由来幹細胞を膝関節内に移植する再生医療技術について、その安全性の検討が行われます。

Gaudi Clinicalは、独自に開発した再生医療等技術の提供モデルにおける、原料採取、保管、輸送、用事調製、投与に至る一連の治療オペレーションの実行性並びに実効性を確認することを目的に、本臨床研究に参加いたします。都市部の医療機関密集地域に所在し、Gaudi Clinicalの細胞培養加工施設(東京日本橋)近隣にある東京国際クリニック様と、郊外の医療機関分散地域に所在するJメディカルおゆみの様が本研究を実施されることで、今後Gaudi Clinicalが全国に構築する地域分散型流通網のあり方について、極めて有用な知見を得ることが可能となります。

本臨床研究を通じて、全国の各地域に所在するクリニック様においても同品質の再生医療を提供いただけるよう、再生医療の流通網整備を進めてまいります。

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